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【宮古島】「とうがんの日」の10日、宮古島市のJAファーマーズマーケットあたらす市場で、トウガンの消費拡大を目的にキャンペーンが行われた。特売や加工品の試食を目当てに多くの客が訪れ、にぎわった。
とうがんの日は、4月の4を方言の「シブイ」に、10日の10を和名の「トウガン」にかけて制定されたもの。
店内ではトウガンを山のように積み、普段の半額以下の1個100円で販売。開店と同時に市民や観光客が詰め掛け、旬を迎えたトウガンを買い求めていた。
友人と共に買い物に訪れた奥平郁子さん(70)は「トウガンはおつゆや煮物など、いろんな楽しみ方があっていい。いろんな調理法で味わいたい」と笑顔で語った。
JAおきなわトウガン専門部会の山口修会長は「毎年大人気でうれしい。生産農家の励みになる」と語った。
会場では、トウガンを使った宮古そばの無料提供や、トウガンを使ったパイの試食販売などもあった。
JAおきなわによると、2013年度の宮古島産トウガン生産量は846トンで、14年度は千トン程度になる見込みという。