辺野古座り込み10年 海上パレードと集会


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海上パレードで移設阻止をPRするメンバー=19日、名護市辺野古

 【名護】米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設に反対する人々が、辺野古の海辺で座り込む活動が19日で10年を迎えた。同日、住民らは漁船とカヌーで海上をパレードし、辺野古の豊かな自然を守る意志を新たにした。

 浜では集会が開かれ、約450人が結集した。「辺野古基地建設断念、普天間基地の閉鎖・撤去、辺野古の海を平和の海として子々孫々に受け継ぐ」ことを宣言したアピール文を採択した。最後には、ガンバロー三唱で拳を上げ、非暴力の阻止行動を継続する決意を新たにした。
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