台北市のホテル・晶華酒店(リージェント台北)では5月3日、同社に就職を希望する社員の保護者向けの職場説明会「晶華職場安心の日」を開催する。人材確保のため打ち出した苦肉の策に、注目が集まっている。
同社によると、昨年入社した新入社員のうち、70%が両親に相談して就職先を決めたと回答。保護者に仕事の内容や勤務形態、職場環境などについての理解を深めてもらい、優秀な人材の入社を後押ししてもらおうと開催を決めた。
参加資格は同社入社希望者の父母で、定員は30人。履歴書を同封の上応募する。
台湾の観光客数の成長は順調に伸びており、2016年には年間1千万人を突破するともみられており、各社とも人材の確保に頭をひねっている。