沖縄リゾート婚1万組突破 13年度、海外68%増


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県内リゾートウエディング挙式組数の推移

 県が21日発表した2013年(1~12月)の沖縄リゾートウエディング挙式数は、前年比19・8%増の1万921組となり、過去最高を2年連続で更新した。

 12年の9118組を約1800組上回り、初めて1万組を突破した。リゾートウエディングを取り扱う県内関係企業65社を対象に調査し、回答のあった51社の数値を集計した。
 東京や大阪、愛知などの都市地区を中心に国内客数が前年比17・1%増の1万117組と好調に推移した。海外客は68・6%増の804組で、香港だけでなく台湾も大幅に増加した。
 フォトウエディングの割合が増加しているため、県内消費額は少なくとも10%増の197億円と推計した。最も人気が高い挙式形式は「チャペルウエディング」で、全体の約8割強を占めた。
 地域別で見ると、国内は関東地方が最も多く、全体の約4割を占めた。一方、海外は香港が52%、台湾が35%、中国7%―など。
 県は14年の目標を1万3千組に設定。引き続き、国内外でのプロモーション展開や受け入れ態勢整備などに取り組む。