宜野湾新漁港で26キロガーラ


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 締め切りに追われていた4月15日の午後11時54分、携帯にシーランドの安谷屋さんから連絡が入った。シーランドの常連客が宜野湾新漁港で大型ロウニンアジ(ガーラ)を釣り上げたというので、現場へ向かった。

 國仲隼さん(TNFC)はタマン狙いで、4月15日午後9時40分に1人で宜野湾新漁港で竿を出した。午後10時ごろ、チリンチリンと鈴がなってアワセると、ものすごい引きでのされた。必死に竿を持っていると、ファーストはまっすぐに20~30メートル走られた。

 いったん止まると、今度は左へと走った。左の角は隠れ根があるので走らせてはいけないと、フルロックで耐えた。ようやくテトラ際まで寄せたのはヒットしてから15分~20分。完全にロウニンアジはグロッギーなのを確認してから、リールのベールをフリーにしてからテトラへと降りた。

 大型のタモをロウニンアジの頭に入れると、アミごとテトラへと引きずり上げたが、既に体力も限界。30分かけて安全な場所まで引き上げると、友人の名城さんとシーランドの安谷屋さんを応援に呼んだ。これが自己2番目の記録となる26キロ・123センチのロウニンアジだった。

(おきなわ釣王国社・仲栄真修)

4月6日、石垣島で66センチ・4キロと63.5センチ・2.9キロのタマンを釣った大浜将さんと新城康隆さん(チーム野蛮人)
4月13日、伊是名島で63センチ・3.7キロのムネアカクチビを釣った富原豊(釣神会)さん
4月9日、与勝海岸で2.04キロのアオリイカを釣った宜寿次和幸さん
4月9日、知念パヤオでナガイユー90.5センチ・4.45キロ、キハダマグロ57.9センチ・3.65キロ、マンビカー97センチ・4.45キロを釣ったALTAYさんとSAEKOさん
2月25日、宮古島下崎沖防波堤で47センチ・1.98キロのガラサーミーバイを釣った宮城秀昇さん(宮古島磯釣研究会)
4月19日、西崎一文字で40センチ前後のカーエー4尾を釣った東恩納幹さん
4月3日、慶良間で93センチ・10.1キロのガーラほか54~66センチのタマン6尾などを釣った仲村朋高さん
4月10日、宜名真でグルクマの泳がせ釣りで124センチ・31キロのアーラミーバイを釣った金城卓さん
4月15日、宜野湾新漁港で123センチ・26キロのロウニンアジを釣った國仲隼さん(TNFC)