記者の仕事に挑戦 渡慶次小で出前講座


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記者の話を真剣に聞く児童たち=22日午前、読谷村立渡慶次小学校

 琉球新報記者による出前講座「おでかけりゅうPON!」が22日、読谷村立渡慶次小学校(金城幸次校長、児童数487人)で開かれた。4年生76人が新聞の仕組みを学び、記者の仕事に挑戦した。講座は新報移動編集局「読谷ウイーク」の一環で行われた。

 琉球新報社NIE推進室の座波幸代記者が講師を務め、記事の内容を限られた字数でまとめた見出しの付け方や分かりやすい配置など、新聞の作り方について紹介した。
 児童は記者の七つ道具をクイズ形式で学んだ後、ペアを組んで、先週末の出来事を互いに取材し、記事を書いた。
 講座では児童が積極的に質問する姿も見られた。「取材で何を大事にしているか」との質問に、中部支社報道部の大城和賀子記者が「取材相手の気持ちになって考えること」と答えると、児童たちは真剣な表情でうなずいていた。
 前原梨子さん(9)は「初めての取材は楽しかった。校外学習でも上手に新聞を作りたい」と答えた。