オスプレイ相次ぎ帰還 普天間飛行場、騒音の懸念再び


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 【宜野湾】米軍普天間飛行場に23日、海外での演習などに参加していた垂直離着陸輸送機MV22オスプレイ10機を含む米軍機十数機が相次いで帰還した。

オスプレイは帰還直後に6機が訓練を再開し、約2時間飛行した。県内での訓練再開により、今後騒音被害の悪化などが懸念される。
 部隊は第31海兵遠征部隊(31MEU)として韓国での演習などに参加していた。普天間への帰還は約2カ月ぶり。23日午前9時ごろ、オスプレイが相次いで普天間飛行場に着陸し、同日午後にCH53大型ヘリやAH1攻撃ヘリなども帰還した。
 一方、海外に派遣されずに普天間に残っていたオスプレイ5機が23日午前9時20分すぎ、普天間飛行場を離陸したが、同日中に戻っていない。

普天間飛行場に帰還したオスプレイなどの米軍機=23日午後、宜野湾市
普天間飛行場に帰還直後、飛行訓練を再開するオスプレイ=23日午前、宜野湾市