危ないブランコ17ヵ所 豊見城市民生委児童委が調査


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さび付いて老朽化し、使用禁止になっているブランコと滑り台=21日、豊見城市豊見城のすみれ児童公園

 【豊見城】豊見城市民生委員児童委員連合会(呉屋影正会長)がこののほどまとめた「2014年子ども遊び場危険箇所点検報告書」によると、利用されていない遊び場が7カ所、管理状況が悪い所が6カ所あることが分かった。

 同会は3月、市内にある遊びの場43カ所の点検を実施。21日に市役所を訪れ、宜保晴毅市長に報告書を手渡した。
 報告書によると、使用できない遊具として最も多かったのはブランコの17カ所で、次いで滑り台の3カ所だった。遊び場近くに危険と思われる道路があるかの有無なども調べた。
 委員からは「使えないブランコが多い。予算の都合もあると思うが、新しい遊具設置の検討をお願いしたい」「遊具が使用禁止になっていることを、地域の自治会長が知らないケースもあった。作業を進める際に地域の責任者に一声掛けてほしい」などの意見があった。
 宜保市長は報告書作成に感謝を述べ「担当課に伝え、改善していきたい」と話した。