記者の仕事に児童33人挑戦 漢那小で出前講座


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記者の仕事に挑戦する児童たち=24日、宜野座村立漢那小

 琉球新報記者による出前講座「おでかけりゅうPON!」が24日、宜野座村立漢那小学校(金城ひろ美校長、児童数112人)で開かれた。同小の4年生24人と5年生9人がワークショップなどを通して新聞の仕組みや記者の仕事について学んだ。

 講師の当銘祥子NIE推進室記者は「新聞は記事の大きさでニュースの重要度が一目で分かる」と多くの情報を分かりやすく伝える新聞の特長を紹介した。座波幸代記者はペンやカメラなど記者の七つ道具を見せ、「知ったかぶりをしない」など取材の心構えを説明した。
 児童は記者の仕事に挑戦し、2人1組で互いの先週末の出来事を聞き合った。取材を通じて友達の新しい一面を知った児童が、笑顔で記事をまとめる姿が見られた。佐藤瑠耶君(10)は「新聞の作り方が学べて勉強になった。新聞は漫画や図もあり読みやすかった。国語の授業で生かしたい」と話した。