島産品ずらり　コーラル・ベジタブル社、宮古空港に直営店

　【宮古島】宮古島市などが出資する第三セクター、コーラル・ベジタブル（社長・下地敏彦市長）は２３日、宮古空港内に初の直営店「宮古島空港市場」をオープンした。島内産品の消費拡大とともに同社の経営改善につなげたい考えだ。

　「宮古島空港市場」は店舗面積約３０平方メートル。アロエベラを使った同社製飲料やスキンケア用品のほか、島内産品を使った菓子などの加工品や、有機野菜など約１００点をそろえた。取り扱う商品は今後増やす方針だ。
　オープニングセレモニーで下地市長は「コーラル社の理念である農家の所得向上につなげたい」と話した。
　同社の真榮城忠之専務は「開店数日前から観光客がのぞき込むなど関心の高さを感じる。良質な商品をそろえた。多くの人に来場してほしい」と語った。