【中国時報】総統府の無任所大使に王監督


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 総統府は先ごろ、福岡ソフトバンク・ホークスの王貞治監督を総統府の無任所大使に再任し、都内にある駐日代表所で、多くの華僑界の代表が参列する中、辞令交付式典が行われた。王監督の無任所大使は、2期目。引き続き日台両国の交流促進のために努めていく。
 王監督が初めて無任所大使に任命されたのは、2002年。長年スポーツを通じて両国の交流に尽力してきたことが評価されたもの。今回の任期中には、日本と台湾ばかりでなく、台湾と世界をスポーツでつなぐことが期待されている。
 駐日代表所の許世楷代表は「王貞治氏は、日本に居住する台湾系華僑の模範であるばかりでなく、その社会的地位の向上にも大きく貢献している」と氏の業績をたたえた。王監督は「大変光栄だ。平和で幸福な世界を次の世代にも受け継いでいきたい」と話した。