7町村変更を「尊重」 教科書採択地区で県教育庁


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 県教育庁は7日までに各市町村教育委員会を対象に実施していた教科書採択地区の変更などの意向調査結果をまとめた。7町村が採択地区の変更を希望した。

 変更を申し出たのは、八重山教科書問題で単独採択地区を希望した竹富町のほか、現行の採択地区と教育行政地区(教育事務所管轄)が異なっており、職員研修などで使う教科書が違うなどの支障が出ていた6町村。
 採択地区について、伊平屋村と伊是名村は島尻地区から国頭地区へ、恩納村は国頭地区から中頭地区へ、南大東村、北大東村、久米島町は島尻地区から那覇地区へとそれぞれ希望している。
 回答を受け、県の担当者は「調査結果を尊重しながら対応する」と話している。21日に予定される教育委員会で正式決定する。