BPO企業就職支援講座に14人 訓練中、県から手当て


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14人が参加した2014年第1期「BPO就職プロジェクト」開講式=7日、那覇市のもしもしホットライン

 総合就業支援拠点「グッジョブセンターおきなわ」は7日、就職支援プロジェクトの開講式を那覇市おもろまちのもしもしホットラインで開いた。

会社業務の外部委託(BPO)を担う企業への就職支援で、14人が参加した。
 県内失業率の改善などを目的に職業訓練をする。1カ月間の事前研修の後、採用前提のBPO企業で最長3カ月間、職場で実地研修するOJTを受け、就職を目指す。
 県商工労働部雇用政策課の又吉稔課長は開講式で「大きく成長した自分を想像し、必ず就職するという気持ちで頑張ってもらいたい」と激励した。受講者の山城萌さん(23)=西原町=は「この講座を通して、自分から積極的に就職へのスキルを身に付けたい。人事などの仕事に携わりたい」と意気込みを語った。
 同講座は、9月まで毎月開講の予定で、訓練期間中は、県から月に約13万円の手当てが支給される。問い合わせはグッジョブおきなわ推進事務局「BPO就職プロジェクト」担当(電話)098(860)8300。