琉球新報社 台湾北部の新竹県にある「里昂（リーアン）国際歯科診療所」は、患者の緊張を和らげるため、診療室を個室形式に改装した。ホテル並みの内装を施した上、看護師にはメイド喫茶のような制服を着用させるというユニークな試みで話題になっている。
同診療所はインプラントを専門とし、通常数回に分けて行われる抜歯からインプラントの埋め込みまでの治療工程を１回で終了。手術や麻酔の回数を減らし、３カ月から４カ月で義歯の装着を可能にしている。
インプラント治療は高額な上に時間もかかり、患者の精神的負担も大きい。そこでなんとか負担を軽減しようと、院長が奇抜なアイデアを思い付いた。通院する高齢の患者からは、１００万円単位の高額な治療費がかかるが、痛みも少なく気持ち良く通院できると好評だ。
