稲嶺名護市長が米国到着 辺野古移設反対を訴えへ


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 【ニューヨーク=島袋良太】米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設反対を米国内で訴えるため、稲嶺進名護市長が15日夕(日本時間16日朝)、米ニューヨークに到着した。16日から有識者や米有力メディア幹部らと意見交換するほか、市民集会にも出席し、移設に対する地元の世論を訴える。
 19日から22日には首都ワシントンを訪ね、米政権に影響力のある安全保障専門家との会談や有力シンクタンクでの講演、米議員との会談、記者会見などに臨む。
 到着した稲嶺市長は「知事の埋め立て承認で移設は前進したと思われているかもしれないが、県民が移設に強く反対している状況は全く変わっていない。多くの人に会い、この状況を伝えたい」と述べた。