リウボウが沖縄三越従業員受け入れで雇用人数調整へ


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 沖縄三越(那覇市、杉山潤治社長)の9月末の閉店後、店舗運営を引き継ぐ方向で最終調整しているリウボウグループは、事業引き継ぎで正式契約した後、沖縄三越の従業員をどの程度受け入れるかについて具体的な作業に入る。

運営引き継ぎに当たってリウボウ側は、一部従業員を受け入れる意向を既に伝えている。
 那覇市国際通りの百貨店は、百貨店とは異なる形態で観光色の強い商業施設とする方向で調整を進めている。リウボウ側は、百貨店店舗内の施設の状況を確認した後、改装の必要性や整備費用などを判断する。店舗へのテナント業者の選定にも着手し、収支予測も含めて検討する。
 事業引き継ぎ後は、百貨店の7階までのフロア全ては使用しない見通し。7階のうち数階を活用して、エンターテインメント(娯楽)施設となる見込み。物産の取り扱いも想定している。
 沖縄三越は19日、正式に閉店方針を公表する。公表後、従業員にも説明する。