県教委、竹富の採択地区単独化を正式決定 八重山教科書問題


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 八重山教科書採択地区内で使用する教科書を統一できていない八重山教科書問題に関し、県教育委員会(宮城奈々委員長)は21日の会合で、東京書籍版を独自に採択・使用している竹富町教育委員会を八重山教科書採択地区から分離し単独採択地区とすることを決定した。竹富町教委が単独採択地区となることで、国が指摘する「違法状態」は解消する見通し。新採択地区は今月中にも適用さる。
 県教委は竹富町教委のほか、伊平屋村と伊是名村は島尻採択地区から国頭地区へ、恩納村は国頭地区から中頭地区へ、南大東村、北大東村、久米島町の3村町は島尻地区から那覇地区へ採択地区を変更することも決定した。県内の採択地区は6地区から7地区になる。
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