【中国時報】中国北部発米国着2日間 高速鉄道計画に着手


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 中国政府は高速鉄道の海外への伸延を強く推し進めている。現在ベーリング海峡の海底トンネルを建設し、中国北部とアメリカを2日間で結ぶ環太平洋高速鉄道の建設計画に着手している。

 路線は中国東北部を出発してロシアに入り、海峡を越えてアラスカに達し、さらにカナダを経由してアメリカに至る。海底トンネルは全長200キロで、将来的には台湾との海底トンネル建設にも応用が可能だと、中国政府は説明している。
 中国と欧州を結ぶ中欧路線はロンドンから内モンゴルに至る路線と、ウルムチを起点にかつてのオリエント急行の路線をたどりトルコを経由してドイツに至る路線の2本。雲南省の昆明を出発し、シンガポールに至るアジア路線は6月、トンネル建設に着工する。