【中国時報】中台の高速道路、有事は滑走路に


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 中国軍は5月25日、高速道路で軍用機の着陸演習を行った。サービスエリアの軍用ヘリポートの改築も行った。台湾の高速道路も、1975年に完成した1号線から臨時の軍用滑走路として使えるよう設計されており、現在も演習を繰り返している。

 台湾の高速1号線で滑走路と指定されているのは、台北郊外から中〓区間の区間。滑走路指定されている区間の長さは2千メートル以上で、100トンの荷重に耐える。基地に隣接し、インターチェンジは全て立体でシェルターの機能も備えている。
 2011年に台湾で行われた演習では、台南県で軍用機による離着陸と給油演習の他、ヘリコプターによる物資の搬送演習も行われた。ことし9月には、台湾中部の嘉義地区で同様の演習が行われることになっている。

※注:〓は土ヘンに「歴」の「木」が「禾」