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【名護】2年前に市民らが名護城周辺に着生させたナゴランが、ことし初めて開花して関係者を喜ばせている。
自生のナゴランはほぼ絶えてしまったため、名護城公園管理事務所(宇根良政所長)が主催して、名護ラン愛好会(仲本善宜会長)の協力でナゴランを自然に復活させようと市民に呼び掛け着生させた。
初めて開花したのは名護城公園管理事務所横の樹木。爽やかな白に薄いピンク系のリップが美しい。甘い香りが特徴で愛好家が多い。
宇根所長は「着生させた本人がよく見に来てくれる。大事にしてくれてありがたい」と話し、仲本会長は「自然界に戻して良かった。心の和みを感じてくれたらいいですね」と笑顔で話した。
(幸地光男通信員)