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【東京】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた海底ボーリング調査を前に、政府が抗議活動を制限するために移設予定海域に設置する予定のブイ(浮標)の設置箇所が10日までに明らかとなった。
設置箇所は移設に向けた政府の埋め立て承認願書にも記しており、海域埋め立て後の完成予想図に沿った形で沖合にブイを設置する。
ブイの設置経費は、防衛省の提供施設移設整備費から支出される見通し。関係者によると、環境に負荷がかかるため、海底のサンゴの生育状況なども踏まえて設置基数や詳細な場所を米側と調整しているという。
防衛省はキャンプ・シュワブ周辺の米軍提供水域のうち、立ち入り禁止区域を拡大させる検討を進めている。防衛関係者によると、ブイ設置地点の内側水域の全てを立ち入り禁止区域にするのかについても米軍と協議を進めている。