「党規違反行為なし」 自民新風会、県連に回答


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 秋の県知事選に向け、翁長雄志那覇市長に出馬を要請した那覇市議会の自民党新風会(11人、金城徹会長)と安慶田光男議長は13日、自民党県連に対し、「県連が指摘する『党規違反』に該当の行為はない」とした12人連名の意見書を送った。

県連は照屋守之幹事長名の文書で、市議団の行動は「県連の人選の方針に相反する」「党の規律を著しく乱す行為に該当する」として、意見があれば回答するよう求めていた。
 新風会は回答の中で、翁長市長に要請した5日時点で知事選に関する県連の人選方針は示されていないことを挙げ「方針に相反するという理由には該当しない」と主張。「党の規律を著しく乱す行為」との説明に対しては、「どのような行為が該当するか明確でない。党規違反に該当しない」と反論した。
 金城会長は「われわれは文書で指摘に対して回答した。この後どうするかは県連側の問題だ」と話した。