【中国時報】超高級物件が人気 坪単価950万円、バブル続く


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 通信関連企業のオーナーが3月、台北市の中心地・信義区にある超高級マンション「皇翔御〓」の9階フロアを約8億4千万元(約28億5千万円)で購入。坪単価約950万円と最高級マンション「帝宝」に次ぐ高値を記録していたことが分かった。

 購入者は、神脳グループの林保雍総裁(62)。台中の貧農に生まれたが、一代で財を成し、現在の個人資産は130億円以上。キャッシュで一括購入した。
 政府は近年、高額な不動産物件に対する課税強化など、不動産バブルの抑制に乗り出しているが、依然人気は陰りを見せない。現在、台北市内の高級物件の平均価格は、坪当たり150万元(約500万円)。最高価格は2005年に売り出された「帝宝」の坪単価298・2万元(約1千万円)だ。

※注:〓は王ヘンに「居」