台湾政府の食品管理部門は7月1日から「米粉(ビーフン)」という表記を厳格化。100%米粉で作られているもの以外は「米粉」と表記できないことになった。
そのため特産地・新竹では市販されている「米粉」の95%が名称を変える事態となっている。
新しい規定では、米粉が50%以上のものを「調合米粉」、50%以下のものは「米粉」とは表記できないと規定。新竹の業者でつくる組合では、ゆでたものを「新竹水粉」、蒸したものを「新竹炊粉」と改称することを決めた。
米粉は本来、米ほど調理に時間がかからず、保存もしやすいため歓迎されたが、米粉100%のものは調理が難しいことが難点だった。現在市販の改良版米粉の95%には歯応えをよくするため、大量のトウモロコシ粉が使われている。