琉球新報社 台湾政府内政部（内務省）が先ごろ発表した調査結果によると、台湾人男性の平均初婚年齢は３２歳、女性は２９・７歳とこれまでの最高を記録。特に女性の晩婚化が顕著で、１２年間で３・３歳と上昇し、晩婚化が著しいことが分かった。
一方、民間の結婚相談所に登録する会員の年齢は年々低年齢化の傾向。ある機関では２６％が２０歳から２４歳。会員の平均年齢も過去５年間で３歳若返っている。７割が本人ではなく両親からの申し込みで、本人からではないというのが特徴だ。
お見合いの年齢層と実際の結婚年齢のギャップについて専門家は、少子化で過保護になり、男性が断られるのを恐れて一歩を踏み出せない消極化の傾向と女性の高まるプライドがミスマッチの原因ではないかと分析している。
