【中国時報】日本食チェーン、台湾でも進出へ


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 台湾の東元グループは、日本のフジ・フード・システム(以下フジ社)と提携して合弁会社「美楽食公司」(資本金3億4千万円)を台湾に設立。フジ社が日本で展開している「まいどおおきに食堂」「鶴丸うどん」「串家物語」を台湾でも展開する。

 「まいどおおきに食堂」台湾1号店はことし9月、台北市中心部の新生南路に開店の予定。トンカツ、焼きサバ、すき焼きなどが1品90元(約300円)。素うどん、かけそばが50元(170円)と台湾でも低価格な大衆路線をとる。
 フジ社は2008年に上海に出店。ことしはタイにも出店を予定し、来年はヨーロッパに進出の予定だ。低価格な日本料理チェーンの出現に、台湾の飲食関係者は戦々恐々。成功の鍵は質と味にあると、今後の展開に注目している。