伸びやかに 観客一体 miwa

 シンガーソングライター・miwaのアコースティックギターライブ「acoguissimo(アコギッシモ)3」が6月15日、那覇市のナムラホールであった。父親が沖縄出身で神奈川県で育ったmiwaはデビュー前、北谷町でストリートライブを重ねてきた。

繊細な指使いから自在に生み出されるギターの音色とmiwaの伸びやかな歌声が響き渡り、ホールを埋め尽くしたファンを沸かせた。
 伊江島出身のシンガーソングライター・Anlyがフロントアクトを務め、miwaの「オトシモノ」をカバー。自身が制作した「Boysblues」では、ブルース調の曲を弾き語る。「北斗七星」も披露し、大役を果たした。
 引き続き、miwaがアコースティックギターをかき鳴らして登場。オープニングを飾り、透き通る歌声が印象的な「441」がファンの心をつかむ。「Delight」で伸びやかな歌声を響かせ、終盤に差し掛かると、観客の手拍子がアクセントとなった。
 「Faith」ではパワフルな歌声に合わせ、軽快なリズムでギターをかき鳴らす。ギター1本で奏でるアコースティックライブ。ファンの歓声がmiwaの歌声に重なり“世界に一つだけのオリジナルステージ”をつくり上げていく。
 この日が24歳の誕生日のmiwa。ファンからサプライズでハッピーバースデーの合唱が贈られると、はにかんだ表情を見せる。
 150センチにも満たない小さな体にギターを抱える姿から想像できないほど、力強く、そして時に優しく―。曲によって印象をがらりと変えることができるのも魅力の一つ。その後も「ヒカリヘ」「ミラクル」のほか、「涙そうそう」のカバー曲もしっとりと歌い上げる。
 アンコールでは、新曲「君に出会えたから」も披露。「またツアーで沖縄に来たい。みんなに会えたらとの願いを込めて」と話し、「またね」を優しく語り掛けるように歌った。
 歌い終わると感謝の思いを告げるように深々とおじぎ。音楽を純粋にファンと楽しむmiwaのライブは熱気冷めやらぬ中、フィナーレを迎えた。(大城徹郎)


りりしい表情と歌声で観客を沸かせるmiwa=6月15日、那覇市のナムラホール

オープニングアクトの大役を果たす、伊江島出身のシンガーソングライター・Anly


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