【台風8号】渡嘉敷で最大瞬間風速50・4メートル観測


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暴風でなぎ倒され、道路をふさぐ街路樹=8日午前8時50分ごろ、那覇市小禄の県道7号

 大型で非常に強い台風8号は8日午前9時現在、宮古島の東北東約80キロにあり、1時間に約20キロの速さで北に進んでいる。午前9時40分時点の最大瞬間風速は渡嘉敷島で50・4メートル(9時40分)、南城市糸数で46・5メートル(同)、久米島北原で42・7メートル(8時43分)、那覇で40・5メートル(8時33分)を記録した。

 沖縄本島、久米島、宮古島の各地方に暴風と波浪の特別警報が出ている。宮古島は高潮の特別警報も出ている。石垣島地方には暴風と波浪警報、与那国島地方と大東島地方には波浪警報が出ている。
 台風8号は午前9時現在、中心の気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。中心の東側280キロ以内と西側220キロ以内では風速25メートル以上の暴風、中心の南東側700キロ以内と北西側440キロ以内では風速15メートル以上の強風となっている。【琉球新報電子版】