沖縄気象台によると、大型で非常に強い台風8号は8日午前10時現在、宮古島の東北東90キロにあり、非常に強い勢力を維持したまま時速20キロで北へ進んでいる。
午前10時45分現在の最大瞬間風速は渡嘉敷村の52・6メートル(10時39分)、南城市糸数の48・4メートル(10時28分)など。沖縄本島地方には暴風・波浪特別警報に加え、午前10時54分に高潮特別警報も発表された。8日夕にかけて台風8号が最接近する本島地方は、高潮の時刻も重なる。そのため気象台では不要不急の外出を控えるよう求める暴風への警戒とともに、海岸や河川付近の浸水や冠水などへの厳重な警戒も呼び掛けている。
台風8号の中心気圧は935ヘクトパスカル、中心付近の最大風速50メートル、最大瞬間風速70メートルで、中心の東側280キロ以内と西側220キロ以内では風速25メートル以上の暴風が吹いている。中心の南東側700キロ以内と北西側440キロ以内では風速15メートル以上の強風が吹いている。
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