父子で料理に奮闘 南風原で「イクメン教室」


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出来上がった料理を前に笑顔を見せる参加者=6日、南風原町立中央公民館

 【南風原】野菜の調理法や食育について考えてもらおうと「イクメン料理教室」が6日、南風原町立中央公民館で開かれ、親子18人が参加した。南風原町農業青年クラブが企画した。

 ジュニア野菜ソムリエの資格を持つ齋藤珠美さんが講師を務め、南風原産のゴーヤーやオクラ、ササゲをメニューに取り込んだ調理法を伝授した。ササゲとニンジンご飯、オクラとモズクのとろっとスープ、ゴーヤー入りコロッケ作りに挑戦した。まず始めに手本の料理法を教わり、親子で役割分担しながら1時間ほどで料理を完成させた。
 花俣良太さん(32)=八重瀬町=は娘の日菜ちゃん(4)と参加。「一手間掛けてすぐにできるメニューだった。野菜もおいしく調理でき、家でも作れそう」と満足した様子。コロッケ作りで材料をこねた日菜ちゃんは「お父さんが作ったのでおいしかった」と笑顔を見せた。
 齋藤さんは「みんな手際がよく、盛り付けもそれぞれ個性的でおいしそうに仕上がっていた」と話した。