【中国時報】院士合格18人、女性最高5人


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 台湾の最高研究機関である中央研究院は4日、第30回新院士選定審査の結果を発表。18人の合格者のうち、女性院士が5人選出され、過去最高の記録を更新した。研究分野への女性の進出を強く印象付けた。

 数理科学部門で唯一の新女性院士となった周美吟(56)は、同研究院の分子および分子科学研究所の所長。生命科学部門では、かつてノーベル賞候補ともなったアラバマ大学の周〓教授(71)、台湾大学肝炎研究所主任の張美恵(65)が選ばれた。
 同じく生命科学部門で選出されたノースカロライナ大学チャペルヒル校医学部の丁邦容教授(61)と人文科学部門のハーバード大学で中国文学を研究する李恵儀教授(55)は海外在住のため、発表の場には参加できなかった。

※注:〓は草カンムリに「止」