【中国時報】コンビニ出店で文化壊すと危惧 台湾・蘭嶼島


社会
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 セブン―イレブンはこのほど、台湾東岸の離島、蘭嶼島(らんしょうとう)に出店する方針を明らかにしたが、これに対し「文化的な環境を壊す」と危惧する声が上がり、タレントの宥勝(ゆうしょう)さんが13日に更新したブログに注目が集まっている。

 宥さんは、同島にコンビニエンスストアが進出することにより、伝統文化が破壊され、台湾本島同様の「文明病」にかかると危惧。台湾は、台湾固有の文化を保護する重要性に気付くべきだと強く主張している。
 同島は、美しい自然環境と独特の文化を今も維持していることで有名だ。「外国人から見た台湾は、日本のようで日本ではなく、中国のようで中国でもない」と台湾の文化的な個性の弱さを指摘。台湾が台湾として自信を持つには、独自の文化の見直しが必要だと強調した。