【名護】名護市真喜屋を流れる真喜屋大川水系で24日午前、オオウナギなどの魚が大量に死んでいるのを地元の住民が見つけた。複数の地域住民によると、川は黒っぽく濁り、悪臭を放っていたという。
通報を受けた県北部福祉保健所、名護市の担当者らが現場を確認し、保健所が死んだ魚を持ち帰った。今後、魚のサンプルから水質を調査するという。
市によると、ことし5月、2012年8月にも同水系で魚が大量死しており、周辺住民によると、年に複数回同様の大量死があるという。
魚の死骸は集落内から数百メートルにわたって流れる川から下流まで点々とあり、羽地内海のマングローブ林にまで流れ着いていた。