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【名護】台風12号が沖縄から遠ざかった2日、沖縄防衛局は今月中旬以降、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた海底のボーリング調査に着手する方向で、関連資材を運び込むなど作業を活発化させた。
台風の接近で当初予定していた7月内の海上作業の着手は延期されたが、防衛局は旧盆明けの11日以降、海上でのブイの設置作業を始める方針だ。米軍キャンプ・シュワブの第1ゲート前では、市民らが台風接近で中止していた座り込みや監視行動を2日ぶりに再開した。
2日は、第1ゲート前の歩道に設置された鉄板と鉄柵の抗議やトラックのゲート進入阻止をめぐって、市民らと機動隊とのもみ合いが繰り返された。
浮桟橋が設置されていたシュワブ内の沿岸部は、浮桟橋が陸に上げられたままで海上での作業は確認されなかった。