【中国時報】女性の未婚率上昇 適齢期未婚男性が減少


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 台湾政府内政部(内務省)が7月26日に発表した最新の人口構成分析によると、昨年11月に女性の人口が男性を上回って逆転した。このため、適齢期の女性が結婚相手を探しにくい状況になっている事実が明らかになった。

  特に台北市の女性の比率が高く、女性100に対し男性は92・23。40歳前後の女性の未婚率は過去10年で倍の30%以上に上昇。この傾向は今後も続く見込みで、10年後には40%まで上昇することが予想されている。
 女性の結婚難について専門家は、男性の死亡率が女性より高いことや紹介業者を通して外国人花嫁と結婚する男性が少なくないことを指摘。結婚適齢期の未婚男性の減少が女性の結婚難の要因と見ている。
 一部には男女の産み分けによる影響と見る声もあるが、影響は微小と否定している。