住民約60人が集会 シュワブゲート前 調査船12隻が出港


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 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設計画に反対する住民ら約60人が4日午前8時45分、キャンプ・シュワブ第1ゲート前で集会を開いた。NPO法人奥間川流域保護基金代表の伊波義安さんは「台風が二つ来た。神様も基地建設反対に力を貸してくれている」とあいさつし、参加者から拍手を受けていた。
 

その後、トラックがゲートに入ろうとしたため、参加者がゲート前に立ち並んで通行を阻止した。警察官が「車の通行の妨げになっている」とゲート前を開けるよう呼び掛け、押し問答になる場面もあった。
 汀間漁港からは午前中、沖縄防衛局の調査船12隻が相次いで出港した。
【琉球新報電子版】

住民らに進入を阻止される工事車両=4日午前8時44分ごろ、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ第1ゲート前
工事車両に向かって「辺野古埋立阻止」の看板を掲げる住民ら=4日午前8時30分ごろ、名護市辺野古のキャンプ・シュワブ第1ゲート前