太鼓新人部門27人が合格 琉球古典芸能コンクール


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 第49回琉球古典芸能コンクール(琉球新報社主催)の太鼓新人部門の審査が2日、那覇市天久の琉球新報本社であった。33人が受験し27人が合格した。合格率は81・8%だった。棄権者や失格はいなかった。合格者は次の通り。(敬称略)

 名嘉真あかね(那覇)松田海咲喜(同)前里和子(同)桃原敦也(宜野湾)岸本東順(名護)仲松成美(同)杉本春江(糸満)伊波理香(うるま)比嘉泰誠(同)伊波恵理子(同)玉城満月(同)外間茄奈世(同)仲宗根美妃(同)安里信子(同)石川嘉津子(恩納)新垣昇(宜野座)仲本実生(同)神谷和子(読谷)知念萌香(同)當眞嗣世斗(同)大湾貴登(同)下里颯(同)大底南々子(中城)大城香織(西原)喜納政耶(同)堀川裕貴(南風原)瑞慶覧弥礼(同)

<審査講評>右手左手、大小太鼓 バランス良くない
 合格者と落ちた人の差がはっきりしている。若い受験者の中に伸びそうな人がおり、期待できる。落ちた人は小太鼓をたたく時の右手と左手のバランスが悪い。小太鼓を勢いよくたたき過ぎる人もおり、小太鼓と大太鼓のバランスが良くない。太鼓の中心ではなく端をたたいて、本来の音色が出せていない人がいた。
 頭を動かしてリズムを取るのも良くない。速くなったり遅くなったりしないよう音楽をしっかり聞いてほしい。(審査員・天久和子、護得久枝美、儀間マサエ、瑞慶覧薫、友利恵子、平田エリ)