太鼓・最高部門合格者 琉球古典芸能コンクール


この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報社

 第49回琉球古典芸能コンクール(琉球新報社主催)の太鼓最高部門の審査が4日、那覇市天久の琉球新報本社であった。14人が受験し10人が合格した。

 合格率は71・4%。棄権や、失格はいなかった。合格者は次の通り。(敬称略)
 仲宗根さゆり(宜野湾)根原格(石垣)志慶眞愛子(うるま)祖堅敦(同)知念悦子(同)目取真智子(同)仲田輝美(金武)與儀留美子(読谷)桑江則子(北谷)池原ヒロ子(南風原)

<審査講評>フォーム美しくレベル高い演奏
 全体的に良かった。久々に最高賞らしい審査ができた。できている人は音の強さも適切でフォームもきれいだった。今年は新人賞からレベルが高い。
 落ちた人は緊張のためかがちがちに硬くなっていた。練習不足で手数をきちんと覚えていないから緊張する。音を外してしまうと余計硬くなるという悪循環に陥る。流れている音楽をよく聞いて、自分の太鼓をどう入れていくかに努めてほしい。(審査員・宇座嘉憲、國場秀治、古波倉妙、玉城淳子、長浜悦子、比嘉敏子、宮雄二)