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米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた準備が進められている米軍キャンプ・シュワブの沿岸部では5日午前8時すぎ、沖縄防衛局の調査船が計4隻出港するのが見られた。ただ、海上の波は高く、台風12号の接近前に陸上に引き揚げられた、浮桟橋の再設置に向けた作業は確認されていない。
キャンプ・シュワブの第1ゲート前では、5日午前7時前から新基地建設に反対する市民らが座り込み、監視を行っている。資材などを載せたトラックが基地内に進入しようとするたびに、市民らは反対の声を上げるなどし、警官らともみ合いを繰り返している。午前10時前には、赤嶺政賢衆議院議員や県議らが現場に駆け付け、県警の担当者らに警備態勢について説明を求めた。
【琉球新報電子版】