シュワブ砂浜で整地作業を確認 浮桟橋設置準備か


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(写真:琉球新報社)

 【名護】米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画で9日、米軍キャンプ・シュワブ内の浮桟橋設置場所近くの砂浜で整地作業が行われた。7月29日に浮桟橋を撤去して以降、砂浜で重機を使った作業は見られなかった。週明けにも行われる海上作業に向け、浮桟橋を設置するための準備とみられる。

 午前9時半ごろ、作業員約10人とクレーン車1台が桟橋付近で作業を始めた。クレーン車でトラックから発電機3台を降ろした後、ショベルカー1台が整地作業を行った。
 第1ゲート前での集会はお盆のため開かれなかったが、自主的に市民10人が集まった。宜野湾市から初めて参加した福仲新(あらた)さん(42)=自営業=は「先輩たちの頑張る姿を見て、勇気づけられた。自分の息子と娘にも平和への思いを背中で見せたい」と話した。