目指せお笑い日本一　ハイスクールマンザイ　オンデマンド沖縄代表に

　【南風原】イオン南風原ショッピングセンターで２日、高校生のお笑い日本一を決める「ハイスクールマンザイ２０１４」（よしもとクリエイティブ・エージェンシー主催）の九州・沖縄地区予選大会が開かれた。県内から５組が出場し、北谷高校の伊芸貴裕君（１７）と比嘉いつか君（１７）のコンビ「オンデマンド」が優勝し、沖縄地区代表に選ばれた。

　出場者は２分間の制限時間内にネタを披露。約５０人の観客が観覧し、若き漫才師たちのハイレベルな漫才を楽しんだ。
　優勝したオンデマンドは刑事の張り込みネタで勝負。テンポの良い掛け合いで魅せた。
　審査員を務めたよしもとクリエイティブ・エージェンシーの石川聖華さんは「起承転結があり、完成度が高い。客に見せる漫才をしていたことが決め手となった」と評した。
　オンデマンドは結成して５年。舞台に慣れるために高校では月に１度舞台に立ち、生徒の前でネタを披露している。
　伊芸君は「緊張せずいつも通りの漫才ができた。自信を持ってさらに勝ち進みたい」と気合を入れた。比嘉君は「九州の出場者の漫才を見るのが楽しみ。自分たちらしさを出して決勝を目指す」と力を込めた。
　九州・沖縄地区代表決定大会は１５日に福岡のイオンモール筑紫野で開催される。