【中国時報】９５％が大学合格　統一試験、全入状態に

　台湾の大学入学全国統一試験の結果が６日発表され、合格率が９５・１８％とほぼ全入状態であることが分かった。前日の５日に発表された４年制技術系大学（高専に相当）と短大の合格率は９１・７９％。昨年の９２・２８％よりわずかに下がった。

　ことしの大学入学希望者は５万４９５４人。全国の募集定員は計５万２３０３人で、不合格者は２千６百人余りだった。合格率は近年上昇傾向にあり、ことしは過去４年間で最高となった。
　一方、４年制技術系大学と短大は、４万１０６７人の募集に対し４万４７２８人が受験。募集定員・合格者数ともに最も多かったのは、多いものから順に経営管理、観光、電子工学、デザイン、機械工学の５分野だった。合格者には各大学から入学手続き通知が送付される。