セーイカカレーいかが 水揚げ日本一、糸満新メニュー


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セーイカカレーとパパイアアイスクリームをPRする糸満市地域雇用創造推進協議会のメンバーら=8日、糸満市役所

 【糸満】糸満市や市商工会など8団体でつくる糸満市地域雇用創造推進協議会が“イカす”特産品を開発した。糸満が水揚げ量全国一を誇るセーイカでだしを取り、具材にも使う「セーイカカレー」だ。市の新たなご当地メニューとして8日、市役所でアピールした。

 セーイカカレーは市内のカレー専門店「M,sCurry」と共同開発した。開発に携わった同協議会の宮城久里子さんは「軟らかく肉厚なセーイカとスパイシーなカレーは相性がいい」と太鼓判を押す。
 自信作のセーイカカレーは23、24日に市西崎の県水産公社・地方卸売市場で開催される「第20回南部豊かな海づくり大会」で1皿500円で販売される。
 同協議会はジェラート専門店を運営するJ―アヴァンスと協力し、糸満産パパイアを使ったアイスクリームも開発した。鮮やかなオレンジ色が美しく、パパイア特有の臭みがないのが特徴だ。
 「海づくり大会」では、アイスと共に生パパイア果肉とフルーツソースをかけたかき氷を販売する。J―アヴァンスの田中利政さんは「甘みが強いパパイアの果肉をふんだんに使ったアイスクリーム。風味をぜひ楽しんで」と呼び掛けた。