琉球新報社 第４９回琉球古典芸能コンクール（琉球新報社主催）の三線野村流・新人部門の審査が３日間にわたって那覇市天久の琉球新報本社で開かれ、１３日終了した。１０２人が受験し、７０人が合格した。合格率は６８・６％だった。棄権者は６人で、失格が１０人。合格者は次の通り。（敬称略）
仲田博幸、平良優美子、中村勲、照屋真奈美、赤峯悦生、真田順子、登川智音子、西平守幸（以上那覇）新垣美津子、仲本政亜、光岡朝子、下地功、長浜達哉、阿嘉紀子（以上宜野湾）松田元気、比嘉秀謙、仲里梨々、棚原珠美（以上浦添）石川洋子、崎濱智広（以上名護）富田弥生、小渡和（以上糸満）濱元まどか、田里奨平、仲嶺清、日向万裕、上間喜允、中田弘樹（以上沖縄）仲尾喬、櫻田紀秀、読谷山たか子、幸喜得秀、仲村勝守、平良榮順、島田拓海、石川武、金城久男（以上うるま）玉城克也（宮古島）糸数智樹、上江洲郁（以上南城）田仲沙衣（今帰仁）親川小春（恩納）玉城大樹（読谷）瑞慶覧聡（北谷）安里良江、安里あゆみ、安里績（以上北中城）新崎世梨奈、泉川利夫、喜屋武琴弓（以上西原）當眞有佳梨、玉城実（以上与那原）外間環、赤嶺正光（以上南風原）真栄田司（伊平屋）名嘉重信（伊是名）比嘉七海（八重瀬）山川万理子（埼玉）小森麻里、松本多恵子、松島恵美（以上東京）下村祐世、鮎合真介、平野和子、臼井博昭（以上神奈川）松井まゆみ（新潟）片桐澄喜夫（愛知）角谷大輔、青木琴美（以上大阪）橘元悟（宮崎）
＜審査講評＞一音一音大切に
一音一音大切に弾いている人が少ない。（弦を）はじくように弾いている人がいた。ばちさばきが良くないと雑音が出る。ばちさばきが上手な人は歌も上手だ。○（まる）拍子（休止符）の取り方がまちまちな人や「打音（うちうとぅ）」などの奏法ができていない人、「尺」の音が低い人も見られた。
県外の受験者は集中力があり、鍛えられていた。沖縄の受験者も負けていられない。指導者も勉強してほしい。（審査員・金城光信、宮平のり子、糸数昌治、前原信喜、中村昌光、與那覇徹、真栄喜清次）
