舞踊・優秀に50人合格 琉球古典芸能コンクール


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 第49回琉球古典芸能コンクール(琉球新報社主催)の舞踊優秀部門の審査が5日間にわたって那覇市泉崎の琉球新報ホールであり、14日終了した。79人が受験し50人が合格した。合格率は63・3%だった。棄権者は6人で失格が10人だった。合格者は次の通り。(敬称略)

 國頭まい、長嶺勝磨、屋我恵、渡久地咲希、豊崎優紀、比嘉ひとみ、前川佑里絵、仲宗根杏樹、金城望希(以上那覇)照屋汐織、石垣茉柚、岸本悠華(以上宜野湾)古波藏彩香、仲西紋音、當眞聡子(以上浦添)仲村夕乃(名護)大城亜香里、神田妃奈子(以上沖縄)與那國優華、宮崎花澄、山城結(以上豊見城)比屋根茉奈(うるま)砂川愛花(宮古島)国吉初子、城間奈津貴(以上南城)大田舞花(国頭)登川玲奈(恩納)宜野座常子、伊藝あやめ、金盛里穂(以上金武)石嶺和子、知花令磨(以上読谷)奥間優衣(嘉手納)名嘉佳子(北谷)喜納菜妃、喜納菜圭(以上北中城)謝名堂鼓(中城)久田涼華、新垣りな、當眞結子(以上西原)上原ゆりえ(南風原)平良順一郎(八重瀬)宮里波ツ江(東京)西浦久美子(愛知)大嶌一美(兵庫)加藤祐美(奈良)饒平名京(米国)是枝風遥、是枝美桜(以上鹿児島)渡辺朝子(福岡)

<審査講評>歌詞理解して
 高得点の人は目付(みじち)(目線の使い方)が上手だった。歌詞を理解しないと、ふさわしい目付や見せ場となる所作ができない。歩みが安定しない人や基本立ちがゆがんでいる人もいた。女踊で音を取れていない人がおり、稽古不足を感じた。
 採点対象ではないが、女踊で紅型が長すぎる人や髪の結い方、花笠(はながさ)のひもの結び方がおかしい人が見られた。男踊では着付けが良くなくて足が割れない人がいた。裏方は気を付けてほしい。
 (審査員・金城光子、知名文子、宮城能造、又吉啓子、比嘉早苗、安次嶺利美、比嘉涼子、山内小夜、伊波正江)