提供水域外のカヌー排除 官房長官「適切に対処」 正当性強調


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 【東京】米軍普天間飛行場の移設先とされる名護市辺野古の海域で、海上保安庁が立ち入り禁止水域の外にもかかわらず反対する市民を排除したことに、菅義偉官房長官は15日の閣議後会見で「現場海域の安全確保を最優先に法令に基づいて適切に対処していると認識している」と正当性を強調した。
 11月の県知事選に移設作業が影響するかを問われ「よく分からない。ただ政府は先般の仲井真知事の埋め立て承認を受け、辺野古の移設工事を粛々と進める」と述べるにとどめた。【琉球新報電子版】