半日沖釣りでグルクン好調


社会
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 各地でグルクン釣りが好調だが、初めて沖釣りに挑戦したいという方にお勧めなのが半日沖釣りツアーだ。エサ、仕掛け、タックルが全て込みで6千円前後で楽しめる。半日なので、船酔いが心配な方にも負担が軽いのもお勧めの一つ。

 夏休みも後半を迎えた8月17日、沖釣り未経験の仲宗根拓斗君(小学6年)はお父さん、おじいちゃん、親戚のおじさんと半日沖釣りツアーに出掛けた。北谷町浜川漁港を午前8時出船、10分ほどで宜野湾沖のグルクンポイントに到着。船長から釣り方を習い、釣り開始。すぐにアタリはあるが、仕掛けを巻いている途中で口切れして逃がしてしまった。おじいちゃんが「グルクンは口が弱いから波の揺れに合わせてゆっくり巻くといいよ」と教えてくれた。

 2回目はゆっくりとリールを巻くと、青い色のグルクンが釣れた。しばらくすると今度はミジュンが仕掛けを下ろしている途中で食ってきた。グルクンと違ってブルブルと震えるような引きで暴れ回る。途中、前線通過で大雨になったが、グルクンはコンスタントに釣れ、11時半の納竿までには中型クーラーボックスの半分くらいのグルクンが釣れ、夏休みの良い思い出になった。問い合わせはシーランド北谷店(電話)098(936)1116。

(おきなわ釣王国社・仲井真修)

8月8日、北谷海岸で73.8センチ・5.09キロのタマンを釣った大城貞祐さん
8月11日、知念海岸で64センチ・3.3キロのタマンを釣った當銘由さん(大里漁業組合)
8月17日、宮城島でアオリイカをエサに71.6センチ・4.26キロのタマンを釣った目取眞興人さん
8月12日、南部海岸で71センチ・4.4キロのガーラを釣った喜納康博さん
8月17日、宜野湾沖で良型のグルクンを入れ食いさせた仲宗根拓斗くん(実良丸)
8月11日、糸満沖でグルクンの泳がせ釣りでアカジンとムネアカクチビを釣った(左から)田崎力也さん・金城純哉さん・赤嶺栄次さん(釣人会/釣船―南丸)
8月10日、奥漁港で54.4センチ・2.2キロのアカジンを釣った池宮秀一さん
8月16日、安謝で57センチ・1.55キロのターポンを釣った上地貴則さん
8月5日、石垣島大浜で1メートル・13キロのロウニンアジを釣った松堂大介さん(チーム野蛮人)