楽しく歩き、健康に 名桜大生がコース策定調査


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村道を計測調査する学生たち=14日、田名地区村道

 【伊平屋】伊平屋村は名桜大学人間健康学部の健康・長寿サポートセンターと連携した「地域コミュニティー活性化プロジェクト」を立ち上げた。島の地域資源を活用し、住民の健康増進や、高齢化・過疎化問題の解消が目的。同大ヘルサポチームの学生5人が11日から15日まで、村内でウオーキングコース策定実地調査を行った。

 学生たちは集落内や村道、林道などを実際に歩き、運動量などの計測を行った。各コースごとにビューポイントや楽しく歩く仕掛けなどを考案した。また、毎週日曜日は各字公民館での健康測定やエクササイズ教室を開催する。
 ヘルサポリーダーの濱口紗樹さんは「伊平屋はほんとに美しい島。内外の人々が心から楽しめるプログラムにしたい」と抱負を語った。
 事業は文部科学省の「大学・企業のスポーツ資源を活用した地域コミュニティー活性化促進事業」の一環として実施されている。
(野甫英芳通信員)