学力テスト 沖縄、小学全教科で最下位脱出 中学は全教科最下位


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 文部科学省は25日、小学6年生と中学3年生を対象として4月22日に実施した2014年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。平均正答率の全国順位で県内小学校は算数Aが6位となり、昨年度調査の最下位から41位も順位を上げた。西日本では1位となった。

 国語A・Bはそれぞれ32位、算数Bは34位と大幅に上昇し、2007年の調査開始以来初めて全教科で最下位を脱出した。
 県が独自で算出した結果、小学校の4教科総合の平均正答率は24位だった。県内公立中学校は全教科で最下位だったが、平均正答率の全国平均差が初めて全教科で10ポイント以内に入った。
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