台湾では2社目となるLCC・台湾虎航空のエアバスA320が8月31日、台湾に到着した。同社は9月末から台北-シンガポール間の運航を開始。先着1万人に片道千元(約3500円)の格安料金でチケットを販売すると発表した。
現在同路線には、ジェットスターなどシンガポールのLCC3社が就航しており、競争は激化する見通しだ。
既存のLCCがシンガポールを拠点とするため、台北発が午後以降となるのに対し、午前10時前後の出発と利用しやすい時間帯の運航を武器に、顧客を獲得したいとしている。
本来第1便はマカオ路線を予定していたが、認可の問題でシンガポールに変更した。10月には2機目をバンコク路線に投入。今後、日本や韓国、マカオへの乗り入れも計画している。